電動ラジコンを楽しむ為の環境作りを大切に
今年も、リサイクルバッテリーの一斉回収があって、 宅配会社が11月12~18日の間に引き取りに来てくれるので、 その準備をしました。その時の写真です。これだけのバッテリーがあると、ちょっと怖い面もあるので、 いつもは別棟の物置きに保管してあるのですが、 回収ボックスに出される方も、バッテリーの放電や、 電極にテープを貼るなど、十分に気を付けて欲しいと 思っています。 (2003/11/17 角倉)
電動機の集いでは使い古しのバッテリーを回収していますが、その行き先や回収シス テムについて尋ねられた事があるので、ここで私が関わっている事について記してお きます。
まず、バッテリーのリサイクルの仕組みについてですが、これは電池製造メーカーが 会員になっている「社団法人 電池工業会 」のサイトに詳しく載っています。
http://www.baj.or.jp/index.html
この中で説明されている様に、使い古したバッテリーは「充電式電池リサイクル協力 店」に持ち込んでいただく事になっています。 「リサイクル協力店」は小形充電式電池リサイクルの一般社団法人JBRCを使って探し出す事が出来 るので、是非、近くの店を調べて見て下さい。 クロスウインド・フライヤーズ・クラブもこの中に登録されています。(群馬県多野郡で検索)
「リサイクル協力店」に集められたバッテリーはそこで一時的に保管され、ある程度 の量がまとまった時や、リサイクルキャンペーン終了時の11月の一斉回収の時に、 佐川急便が無料で引き取りに来て、リサイクル工場に回されます。
このように「充電式電池リサイクル協力店」は回収と一時的な保管を担当しているだ けで、その店で販売した製品の回収をしている訳ではありません。「電池工業会」会 員のサンヨーやパナの製品ならきちんとリサイクルに回してもらえます。 ただ、バッテリーの回収や保管には若干手間が掛かるので、実際に持ち込む時は、な るべく扱い易いようにするとか、また安全の為に電極にテープを貼るなどの注意が必 要です。そうすれば、少量でも、或いは20kgくらいまとめてドーンとでも、OKなの です。(20kg程度きちんと箱詰されていれば、そのままリサイクル工場に送れるので)
もし、近所に店が無いとか、知らない店に沢山のバッテリーを持ち込むのは気が引け るという方は、クロスウインドまで直接送っていただいても構いません。(送料着払いだと困りますが)
ラジコンは、電動ラジコンは当然の事として、エンジン付きラジコンでも、プロポ・ ブースター・スターター等、二次電池の利用無しでは成り立たないものなのに、その リサイクルについては残念ながら、あまりにも関心が低すぎます。 この事は電池工業会の方にも指摘された事実で、ラジコン界全体はもっともっとバッ テリーリサイクルに協力して行く必要があります。
その手始めとなるのが、「充電式電池リサイクル協力店」への登録ですから、より多 くのラジコンショップや団体の登録を願っています。
使い終わったニッカドバッテリーは、各自で近所のリサイクル協力店のリサイクルボックスに入れてもらえれば良いのですが、集いの時にも回収することにしま す。いらなくなったニッカドバッテリーがありましたらどんどん持って来て下さい。ラジコン用でも家電用でも構いません。但し、安全のために十分放電の済ん でいる物をお願いします。
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